爪の様子から健康状態を知ろう

爪は健康のバロメータ

昔のお医者さんは爪を診て今の患者さんの健康状態を確認したといわれますが、現在も、入院するとか、施術が必要となる時にはネイルなどを外してくるようにといわれます。
医師が爪の色を確認したりすることもあるくらい、爪というのは健康状態が如実に表れる場所なのです。

体に何か異常がある場合、爪に何らかのサインが出てくることもあるので、爪の異常と病気、体調不良の関係などについてある程度知識を持っておくといいかもしれません。
こうなっているからこの病気だと確定することはできませんが、可能性があると考えて爪の異変などがあれば、皮膚科で診てもらうなど早めに対応するといいでしょう。

爪の状態で病気の可能性がわかる

爪の状態を見て、おかしいなと思ったらそのままにせず、皮膚科に行って医師に診てもらう、という事を基本に病気について知識を持っておく方が安心です。
爪が白く濁ったようになっている白濁した状態は、爪床という部分が濁っている状態です。
この場合、別の理由などがあるかもしれませんが、肝硬変や腎不全、また糖尿病などの慢性疾患が関わっていることがあります。

爪の表面が黄色く変色していたり白色になっているという場合には、爪甲剥離症という病気が考えられます。
内臓疾患などからもこの病気になりますが、細菌感染を起こしていたり、爪が強く圧迫されるなどの要因によって、爪甲が皮膚からはがれてしまった状態です。

爪の色が紫色になっているという場合、唇にもよくあらわれるチアノーゼ状態と考えられます。
青紫色に変色し、冷たくなっているという特徴があり、この場合、肺の疾患や心臓の疾患などが考えられますので、医師に診てもらう方がいいでしょう。
青紫ではなく青白いような色になっている場合、貧血状態が考えられます。

爪の表面は健康な人の場合ピンク色をしているのですが、濃い赤色になっているという場合には、多血症という病気の可能性があります。
多血症は血液内の赤血球が増加することによって起こる病気で、摂家給が多くなると血液がネバネバ状態になり、頭痛、めまい、高血圧状態を引き起こします。
重篤な疾患となる脳血栓などの原因ともなりますので、しっかりと検査を行い血液の状態を確認することが必要でしょう。

このほかにも爪の異常によってわかる病気、可能性が考えられる病気は多数あります。
心臓疾患や腎臓、肝臓などの重要な内臓に異変がある、病気が隠されているという事もありますので、おかしいと思う時には医療機関でしっかり検査を行う事が重要です。

せっかく爪にサインが出ているのですから、それを見逃すことなく、医療機関等で細かく検査など受ける方が安心です。
もしも病気という事でも早期発見であれば、早期治療ができる病気も多数あります。