爪の付け根の痛みや腫れが出てきたら

爪の側面、付け根が痛い、腫れている?

爪の側面が何となく痛い、赤く腫れているという事、多くの方が経験されていると思いますが、自然に治っていたという人も多いこの症状、ひどくなると治療が必要になる事もあります。
爪の周囲のトラブルによって炎症などを起こしてる状態を、爪周囲炎といいます。
爪周囲炎は指先の傷やささくれなどから細菌が侵入し、感染を起こして痛み、炎症などの症状が出ている状態です。

この爪周囲炎の原因、治療について詳しく知っておくことで、自分やご家族がこうした状態になった時など、対処できるようになります。

爪周囲炎の原因とは

爪の周囲については皮膚の角質、水分などによって外部の刺激や細菌感染から保護しています。
ここに傷などができるとそのバリア機能が失なわれ細菌感染などを起こしてしまうのです。
これによって爪周囲炎の症状が起ります。

乾燥や傷がつくなどが要因となる爪周囲炎は、水仕事が多い人、家庭の主婦など、水に触れている時間が長い人ほどなりやすく、皮膚表面がふやけている時間が長い、ネイルを毎日している、付け爪をして水仕事をすることが多い、幼児がこの病気になる場合、指しゃぶりが原因となっていることがあります。

糖尿病、免疫疾患などが要因となっていることもありますので、傷や何らかのトラブルなど覚えがないのに、指の周囲に炎症が起きているという時には、検査などを受けて、基礎疾患があるかどうか確認する方がいいでしょう。

どのような症状があるのか、治療法は

爪周囲炎の症状としては、爪の周囲が赤く腫れた状態になり、痛みがあります。
爪には神経がないので爪が傷むのではなく、爪の周囲の皮膚に痛みが発している状態です。
次第に炎症が広がって悪化すると、化膿性爪周囲炎という状態になり、患部は赤くはれ上がったようになり、膿が出てヒス組織を破壊するという事もあります。

こうなると自己治癒は難しくなりますので、消毒などを行っても悪化がひどくなる一方です。
皮膚科でしっかり治療してもらう事が必要となるので、悪化がさらに進む前に、しっかり皮膚科で医師に治療してもらう事が必要です。

治療については軽度の場合、患部となっている爪周囲部分を清潔に保つという事、また傷口などがわかる場合にはきれいに消毒し、乾燥させておくという事も必要です。
腫れがある、痛みがあるという場合は、化膿性爪周囲炎となっていることもありますので、皮膚科で抗生物質の投与、痛み止めの服用など、専門的治療が必要です。

膿がたまっている場合には、外科的処置として膿を取り除く治療を受けなければならないので、悪化する前にしっかり皮膚で診てもらい、早い段階から治療を始める事が必要です。