意外と知らない!?爪の構造について

爪の仕組みからお勉強しましょう

爪は指先を保護する、また力を入れる時など爪がないと全く力を入れる事が出来ず、爪の怪我などを折って初めて、爪がある事のありがたさを感じる方も少なくありません。

爪は、手足に存在し皮膚を覆っている部分です。
硬くて軟骨のようなもの?と思う方も少なくないのですが、爪は皮膚が角質化したもので、ケラチンと呼ばれるたんぱく質の一種で構成されています。
ケラチンといえば髪の毛の構成成分でもありますので、これと同じものです。

爪というのは爪母と呼ばれる部分で作られ、甘皮と呼ばれる部分が爪母を保護しています。
外部からの刺激を甘皮が保護する事で爪は正常に成長できるのです。
強い刺激を受けたり、甘皮を無理に取ったりすると成長に爪が成長しないこともあります。

通常大人は1ヶ月で3mm程度爪が成長しますが、子どもは代謝がいいので大人よりも伸びが早いといわれています。
水分を15%程度含み、生え始めは水分が多いので白っぽい印象です。
冬場は乾燥するため、爪も乾燥しやすく、特にこの季節に爪が割れるという方も多いでしょう。

爪の構造はどのようになっているのでしょう

爪は根元、皮膚から隠れている部分など、見えない部分にも存在しています。
爪の表面部分を爪甲「そうこう」と呼び、皮膚の下にある爪の根元を爪根「そうこん」といいますが、その他、色々な部位があります。

爪先は文字のとおり、爪甲の最も先端部分を表し、二枚爪になるのはこの部分です。
爪が外に向かって成長していく部分なので、爪床「そうしょう」から水分が補給されにくい部分です。
水分が少ない部分なので、二枚爪などになりやすくトラブルの発症が最も多い部分です。

爪床は爪甲の裏にあたる部分で、皮膚に密着しピンク色となっている部分です。
爪が成長してくると爪床から離れていくため爪は白くなっていきます。
爪郭「そうかく」は爪甲の両側、盛り上がった指の皮膚の部分の事で、爪甲を囲む左右両側の部分を側爪廓「そくそうかく」といい、爪根を保護している部分は後爪廓「こうそうかく」と呼ばれます。

爪母は新しい爪が作られる部分で爪根にあり、この部分が細胞分裂する事で新しい爪が生まれ、成長していきます。
ここに刺激が加わると爪表面がぼこぼこしたり、成長が抑制されることもあります。

爪床と爪先の境目にあたる部分、皮膚と爪が離れるラインを黄線といいこれはよくネイルアートの世界で利用される言葉です。
爪甲の根元にある白い部分は、加齢とともにその面積が少なくなっていきますが、最も水分が多い部分で、角質化されていない部分を爪半月といいます。
この部分が大きいと健康などといわれていましたが、医学的には全く関係ないことです。

爪上皮は爪甲の根元の部分で皮膚との境目の角質部分です。
この部分は甘皮という方がわかりやすいかもしれません。
このような各部位から爪が構成されているのです。